赤髪の白雪姫(感想) その7
2015 / 09 / 24 ( Thu ) 21:09:06
あきづき空太『赤髪の白雪姫』(アニメ)(ボンズ/原作:漫画)

赤髪の白雪姫 第7話 感想 ――歩み出す二人――

1.はじめに

 思った以上に5話と6話に時間を取られてしまって、段々時間が無くなってます。というわけでざっくりと。

2.感想

 久々の、原作1話分のアニメ化でした(実際には1.3話分くらいですが)。2話分のアニメ化だと原作の改変ぶりが顕著になるだけに、久々の1話分のアニメ化は違う面白さがありますね。BGMの変化など見どころはたくさんありましたね。
 ともかく、製作陣はラジ王子を愛しすぎではないでしょうか。素晴らしすぎませんか? 動きの一つ一つがもう強烈にラジ王子で、事情を知らない人々は彼の振る舞いを何て見ているんでしょうね。知っている私は腹を抱えて笑ってしまいました。ラジ王子だけでほんとこの7話は見る価値があると思いました。

 今回の話で一番重要なのは、もちろん6話でへし折られたゼンと白雪が再び道を歩み始めるというところです。二人とも前へ進むのだと確認し合い、それぞれがイザナ王子と向かい合います。
 特に大事なのがゼンが白雪へとイザナ王子の事を話すところです。原作ではゼンが一人になってから思い起こすのですが、アニメでは白雪に聞いてもらいます。ここは本当に重要な意味があって、イザナ王子は決して間違っていないということを伝えるだけではなく、ゼンが白雪に対して自分の進む道を伝えているのです。これまで、ゼンは白雪の事を頼りにし同じ道を歩みたいという意識を見せながらも、自らの歩む道については話してきませんでした。王子として生きると遠まわしに言いつつ、白雪もこちらに来てほしいという、そのような曖昧なスタンスでした。でも、ゼンははっきりと白雪に自らの進む道を伝えるのです。まだ王子の隣に立つ資格のない白雪に対してこれは酷な言葉でもありますが、それ以上に信頼と強い思いがあるのです。そして、もう二人には退路はなくなったのです。

 冒頭の白雪はゼンを制止して、自分の力でゼンの所へと行こうとします。しかし、まだ白雪は自分の力でゼンの所へ行くことはできません。だから、ゼンに手を取ってもらうしかないのです。それは、アニメ1話と全く同じで、白雪はまだ道を歩み始めたばかりなのです。イザナ王子に対してもまだ決意をしただけです。これから先が大事なのです。
 他方、ゼンもまだまだです。イザナ王子の許へと向かった時も、階段の上に立つイザナとその半ばのゼンという構図は、6話の踊り場とフロアの構図と変わっていません。そして、剣の相手をしている時も話を始めるまでの流れから、イザナ王子からその力量を確かめられていたり、その差は歴然です。しかし、白雪に自らの進む道を伝えるという大きな一歩を踏み出しています。
 
 これまで王子としての自覚が原作比で薄めのゼンでしたが、ようやく自覚が出てきましたね。面白いのが、これから進む道を伝えたのがイザナよりも白雪の方が先なのですよね。やっぱりアニメ版は二人で手を取り合う物語なのかなと思いました。
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