ひとりぼっちの地球侵略ブログ大会(感想)
2015 / 10 / 01 ( Thu ) 22:36:37
以前、さいむさんによる「ひとりぼっちの地球侵略ブログ大会」に参加しましたので、簡単にですが各記事の感想でも。

紹介部門

1.べるんさん

 私とはかなり違うところに魅力を見出していらっしゃって(共通する部分はあるのですが、重点があんまりにも違うというのがより適切でしょうか)、こういう見方もあるのかという気持ちになりました。
 実は初読時(さいむさん含め周囲に読んでいる人はいなかったので完全に私一人の感想です)には、ボーイ・ミーツ・ガールとも思っていなかったですし、その他構造的な「割と溢れている」というものを感じていなかったので、そこを俯瞰的に見ることが出来ると確かにべるんさんみたいな理解になるのも頷けると思うんですよね。
 やっぱり特徴的なのは「物語展開力」と「物語体感力」ですよね。この意味をまだつかみ切れてないところはあるのですが、これは私も共感するんですよね。野々山さんのように1巻から評価されている方も、こういうところに惹かれているように見えて、すごく的確な指摘なのだと感じます。べるんさんにとっての作品の魅力を観じ始めたのは、体感力の高まりはもちろん、それに(一定程度)展開力が追い付いてきたというところがあるのかななどと思いながら読んでいました。

2.さいむさん

 漠然と感じていた第1巻の前に進もうとする姿勢というのを言語化しているところも面白いのですが、何よりも作品全体にその力が働いているという事を魅力として見出しているところが良いなあと。この記事だけでは先の事を推し量るのは難しいものがあると思いますが、他の記事や今まで伺った話からなるほどと思うところも多いです。
 そしてもう一つ大事なのが、その前に進む力が乗り越える力でもあるという指摘でしょう。「希望につながる道を最短距離で歩む」には当然、ネガティブな感情などのその妨げとなるものを乗り越えていかなければなりません。「許しの省略」のように最短距離で進むために生まれるものが、単なる希望に向かう作品とせずに、読者の心を揺さぶってくるのだろうと思いました。

3.小藤さん

 こう、各ヒロインの属性(?)を挙げると確かにそれだけで魅力的ですね。キャラクターに比重を置きつつ見ていくと、他の方とはまた違った魅力が見えてきますね。大鳥先輩の掴みにくさがどこにあるのかを分かりやすく指摘しており、2話まで読んでみようという気にさせてくれます。単行本1巻は確かに1話と2話がセットになっていますが、3話と4話も同じように見ることもできるでしょうし、キャラクターへの愛着や作品の魅力が自分の中でどのように高まったのかも気づくことが出来た気がします。
 小道具への着目もいいですよね。大鳥先輩の制服や、アイラや古賀さんの髪型など細かなところへの注目も読んでみたくなりますよね。お恥ずかしながら読んですぐ頭に思い浮かばない事もあって、あわてて読み返してしまいました。
 それにしても、アレクセイは気になりますよね。ヴァギトにかわいがられているアイラもすごく好きなので、ヴァギトの代わりにってなったらそれはそれで寂しい気もします。マシェフスキー一家も本と素敵ですよね。

4.野々山天希さん

 1巻の評価が割れる中、私の立場に一番近いのが単純にうれしいです。他の方が仰ることも十分説得力あるんですけど、共感が出来るのは素直に嬉しくなるのは人のさがですね。
 「どったんばったん」って表現がいいですね。彼らの日常のにぎやかさと非日常の戦闘のギャップの両方が上手いこと捉えられていますね。特に3巻の「大立ち回り」は日常的なかわいらしさと非日常が融合している「どったんばったん」を象徴するようなところだと思うのですが、もしかするとそこが野々山さんが3巻を気に入られている理由なのかもしれませんね(それにしても、刺された岬一が少しかわいそうだと思いましたw)。

読み込み部門

1.郁田真(私)

 踏み込みがとにかく浅いくせに無駄に長いという点でとにかく申し訳なかったです。

2.さいむさん

 随所でお話を伺っていることもあり、非常に苦心なさったことが伝わってきます。「願望」という表現をお使いになっていますが、このあたりも書かなかったことも踏まえなくてもそんなことないでしょう、その通りなんじゃないのなんて思ったりしています。
 私なんかが批判する余地もないので、単純な疑問点を挙げるとしたら大鳥先輩と広瀬君の関係ですね。なぜ大鳥先輩は1話時点で「無理にでも」港の管理能力を自身に戻そうとしなかったのか(なぜ広瀬君を仲間にしたのか)というところでしょうか。「割と単純」であるからこそ気になるんですよね。
 以前も1話の別の点からハッピーエンドに向かう作品だということは伺いましたが、「紹介部門」も併せて考えると設定・舞台装置としてハッピーエンドに向かう力と、キャラクターの意志によって向かう力と二つの力があるように感じられて、ぐっと面白く感じました。

3.じぇいじぇいさん

 冒頭から対の分析すごいですね。岬一と大鳥先輩、凪とマーヤの対とかはさすがにわかりますが、ヴァギトと凪とか全然気づかなくてすごいってなってました。そしてそこから、二重惑星や回転につなげていくところもとても惹かれるものがあります。なかでも衝撃的なのが最終段落です。慎重に書かれていらっしゃいますが、私も非常に二人の関係は気になってしまいます。「一つになれるんだね」というのは、二人の関係の発展と捉えても問題はないでしょうが、確かに男女の仲というこれまでの関係とはどこか異質のものでもあるでしょう。ですから、「衝突」という何かしら特殊な形へと向かっていくという事も十分考えられるように思います。すごく説得力あるなあと思いながら読んでたんですけど、ほんとよく思いつかれましたよね。
 どうしても現段階では書きようがないところは多くあったとは思いますが、二重惑星というモチーフから掘り下げていくというのは、とにかく私にとっては衝撃的で、いつか完結した折にでも続きを書いていただけたらと切に思います。

最後に

 みなさん、ブログ大会お疲れ様でした。どの記事も非常に面白かったのですが、投稿が遅いわりにこんな拙い感想で申し訳ありません。私の思い至らなかった作品の魅力、他の方にはどんな風に作品が映っているかなど、いろんなことを知ることが出来てとても有意義なものとなりました。
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