赤髪の白雪姫(感想) その12
2015 / 10 / 13 ( Tue ) 21:28:05
あきづき空太『赤髪の白雪姫』(アニメ)(ボンズ/原作:漫画)

赤髪の白雪姫 第12話 感想 ――赤髪の白雪――

1.はじめに

 赤髪の白雪姫の最終回が終わってはや3週間。私の環境では実質2週間です。私事で色々遅くなってしまったのですが最終話の感想を。総括記事はまた後日やります。
 ちなみに、公式のアイコン(全5人10種類)が配布されているので、これを機にみなさんも赤髪アイコンにしましょう。私はミツヒデにしています。下のURLからどうぞ。
http://clarines-kingdom.com/special/

2.感想

 最終話を見た感想は、これは第1話だって感じでした。上手くまとめたと思います。
 第1話ってつまるところ、「珍しい赤髪の娘が王子に目をつけられたのを隣国の王子が助ける」というお話ですよね。最終話も「珍しい赤髪の娘が座長に目をつけられたのを騎士のふりした王子が助ける」というお話です。白雪がその赤髪ゆえにピンチに陥ったところをゼンが助けるお話なのです(座長の小物感もラジ王子を彷彿とさせるような……)。舞台の構造そのものも、王子が白雪に求婚するところを、ゼンが止めにかかるのですから。これは原作だと随分先のお話なのに、ここに持ってきたのは構成として見事だと思うんですよ。話の盛り上がり的にはどう考えても前の話で落としどころをどうするのか疑問だったのですが、これが最終話なら文句はないですね。
 『赤髪の白雪姫』ってもとは第1話だけの読みきりが人気から第2話だけの読みきり、そして連載へと発展していったということで、赤髪という設定は結構単発ネタになってるんですよね。というか白雪姫ネタもですけど。だからここまでも『赤髪の白雪姫』感が序盤より後は薄れていったのですが、それも最終話できちんとまとめ直すという。本当に『赤髪の白雪姫』になっちゃったんですから。
 白雪がOPと同じように姫の衣装を着てるってのもポイント高いですよね。姫の衣装ならゼンとだって同じ舞台に上がれるのだというような、そんな希望を感じます。直前でゼンとの距離を感じたばかりですしね。いや、白雪だけではなくゼンもそうで、彼が王子でなければ隣に立てるのだと(ゼンってちびだから舞台映えしないだろうなとか思ったのは秘密です。本物の騎士様よりずいぶん背が小さくないですか)。
 この舞台シーンって見どころがすっごく多くて、ゼンのへたれ感とかもいいのですが、オビもすっごく良いんですよ。オビのゼンへの「かっこいいよね」とかもう。オビの方がかっこいいよ!って思わず言ってしまいたくなりました。オビが本当にゼンに惹かれているんだというのが良く分かるシーンで、これまでは面白そうな二人だってところが強かったのでとてもこの一言は重いのです。
 あとあと、「主の前でなめた真似をするな」ですよ。これもなんてかっこいいのでしょう。これもオビがゼンを認めているんだなっていうのが分かるんですけど、その前の白雪が赤い髪で苦労したということを知っているからこそ、あれだけ怒ったのだろうというのも。ゼンもゼンで「オビ、白雪を任せたぞ」とすっかり頼りにしていたり。
 最終話は白雪とゼンの関係の表現が面白いですよね。衛兵の格好をしているゼンが城内で人目を(それなりに)はばからず白雪の手を引いていくところから始まります。衛兵の格好をしているゼンとフードを被っている白雪と、どちらもある意味で正体を隠しながら街中を歩いていく。
 その後、イザナ王子と共に国民に姿を見せるゼンですが、白雪とはその距離を感じさせてしまいます。イザナ王子からも、王子として白雪との関係を問われてもはぐらかすばかり。白雪とゼンの道はまだまだ遠いのです。手をつなぐのだって、「外に出るまで」ですし。そして、1話を舞台上でやりなおしつつ、姫と騎士として同じ舞台に立ちます。そして最後は、私服の白雪と衛兵の格好をしたゼンが同じ高さ、それも昼のような高い所からのぼりゆく灯りを見るのです。その前に、白雪がゼンの手にキスをしますが、帽子を被っていないゼンがいつも通り高い所にいて、ゼンはやっぱり王子なのです。
 OPのラストシーンは白雪、ゼン、ミツヒデ、木々、オビの5人なのですが、ラストシーンはミツヒデ、木々、オビの3人と、白雪とゼンの2人と分かれます。ここも、やっぱり白雪とゼンの物語なのだという印象を受けたり。11話の感想で手を取る事について書きましたが、EDもやっぱり1話の手を取り合うところと11話の手を取り合うところを最初と最後に持ってきていたり。
 他にもナナキの活躍とか、ちび白雪とか、ミツヒデのお兄さんっぷりとか、ミツヒデとオビが話している最中に時計を確認する木々の相変わらずな感じとか見どころはたっぷりあるんですけれどこのくらいで。 
 第12話は、二人の道はまだまだ遠いけれども、それでもいつかちゃんと隣に立てるように。そういう希望がとても嬉しくなるそんなお話でした。
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