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話数単位で選ぶ、2017年TVアニメ10選
2017 / 12 / 31 ( Sun ) 20:57:31
話数単位で選ぶ、2017年TVアニメ10選

1.はじめに

 例年、新米小僧さんが取りまとめられている、話数単位で選ぶ、2017年TVアニメ10選という企画がありまして、年末の振り返りを兼ねて簡単に。
 実は去年も参加しようと思っていたのですが、1月初週あたりまで最終話の配信を待ってたら集計に間に合わないということがありまして、今年はとりあえず暫定版を先にあげようと思います。
 dアニをメインでアニメを見ていることもありまして、まだまだ途中までしか見られていない作品というのが実情です。なので、正式版は年度末にしまして、ひとまずはということで。コメントもざっくりでやっていきます。

参考

新米小僧さんのブログ「新米小僧の見習日記」より
http://shinmai.seesaa.net/article/455468444.html

ルール
・2017年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
・1作品につき上限1話。
・順位は付けない。
2.話数単位で選ぶ、2017年TVアニメ10選

以下、概ね放送順に挙げていきます。

1.『ALL OUT!!』第15話「チームメイト」

 どの回も名作って感じでコンスタントに楽しんだ作品でいくつも挙げたいものがあったのですが、この回にしました。見ていてひたすらにつらい回だったんです。「言葉を持たない」と籠に言われた彼らが、どういう環境に生きているのかそれを垣間見た回でもあります。伊勢と彼の兄の関係の、あまりにも複雑な、それでいて歪んでいるとは呼びたくない、そんな姿を今でも受け止められません。伝わっているものもあるし、大切でないわけでもないのに、どうしてって叫びたくなるんです。恐ろしく荒れた部屋の中で、綺麗に吊るされ皺一つないスーツと、きちんと手入れされているのにぼろぼろになっている革靴とか、あるいはジャケットの隣に伊勢のウェアを吊るすとか、そういった春樹についての描写がアニメで追加されて、ますますふたりの関係をどう捉えたらいいのかわからないほどで。
 他にも、八王子を家から追い出すときの伊勢の姿とか、江文と伊勢の腐れ縁でありチームメイトである関係の描き方や部活への思いとか、見てて苦しくなるんですけど、描いてくれてとことん嬉しい回だったんです。

2.『スピリットパクト』第5話「いつまでもあなたとともに」

 尊いってこういうことを言うんですよ。第4話で端木熙がいきなりデレてからのダメ押しがこの回です。楊敬華の生殺与奪券を握っていた端木熙が、楊敬華は影霊であると宣言し、彼と運命共同体になるということを敵味方にはっきりと啖呵を切るのです。そしてその契約の時の額をぐっと近づけるシーンの端木熙の真剣な面差しと楊敬華の魅入られるような表情が、尊いという言葉がもうぴったりなんです。そしてまた、Bパートではのんびりとした日常回として端木熙の生活を描きつつ、寺明によって端木家についてさらりと語られ、人々の思いがちらりと見えるのもまた面白かったりするのです。

3.『プリパラ 3rd season』#135「スマイル0%」

 とにかく熱い。こんなに熱いライブがあるのかと思い、涙ぐんでみていました。圧倒的王者の風格を見せるトリコロールはふわり、ファルル、ひびきの3色のメイキングドラマを描いてきます。その一方で、そらみスマイルは「み~んなトモダチ、み~んなアイドル」を体現するように観客を惹き込んだり、過去のメイキングドラマを流し「歴史」を表現するなど、トリコロールにはない自分たちのカラーを打ち出してきます。トリコロールのライブがあんまりにもすごすぎて、そらみスマイルの勝利は本気で絶望的に感じてしまうほどだったのに、彼女たちが勝つべくして勝ったというそんな答えを見せられたら、なんて熱いのだと思うのです。
 神アイドルグランプリ全体が、舞台の外の物語を描きながらも、本当に大事なことはステージの上で歌って踊って語ってやる、そんな気概を感じずにはいられません。アイドルを信じる女神対トモダチを信じるそらみスマイルも、その最たるものでしょう。それでもこの回を推したのは、みれぃとひびきが特に好きな私にとって、熱く思い入れのある対決だったからという、単純な理由だったりします。

4.『SUPER LOVERS 2』#9「silver lining」

 全体的にべたな展開をていねいにやっていくという作りのでいい作品でした。今回挙げた第9話は、零がこれまで言葉で晴に縛られてきたことの意趣返しみたいな回なのが面白いのですよ。晴の(時には勘違いから)縛るような言葉に何度も苦しめられ振り回されてきた零だから、晴を束縛できない。自分の思いを言葉を口にすることはできない。「愛してる」と言えば晴を縛ると知っている。零が深く傷つけられてきたことが、嫌というほど伝わってくるのです。それだけだと悪趣味とさえいえるかもしれない回なのですが、零のそんな苦しみに触れて、「変わる」と言ってくれたことが、ふたりにとっての救いになってくれたらいいなと、希望を感じられるのです。

5.『アリスと蔵六』第2話「アリスの夢」

 もともと作者のファンで原作も読んでいたんですが、正直大きな不安があったのです。原作のあのゆったりとした独特のテンポをアニメに落とし込めるイメージが全く沸かなかったのです。なのに、第2話ではまったりとしたあのテンポを見事にアニメにアレンジして描いてくれていて、それがすっごく楽しくて。早苗の紗奈への接し方がすごく早苗って感じですし、「ごはん星人なのです」の気の抜けたまったり感とか、紗奈への包容力めいたものも伝わってきます。紗奈の目に映る世界への驚きと、早苗のふんわりした紗奈への受け止め方、そういったところに甘い幸せを肌で感じられるのも素敵な回なのです。

6.『終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?』#6「消えない過去、消えていく未来」

 アニメにはまって原作も読んだりしたんですけど、世界の謎とかは置いておいてとにかくクトリとヴィレムの2人の物語へと描いていったアニメ版という印象があるんですよね。そういう構成の面白さもあるんですけど、いちばんは前世の侵食の描写なんですよ。ぼろぼろになってベッドに倒れ込むクトリの手に蜘蛛が走り出してぞっとした瞬間、ちびた蝋燭と焦げた封筒が明滅して、エルクの声が聞こえてくるそんな演出が心底怖くて。あの演出があったからこそ、クトリがどんな思いでヴィレムを待っていたかも痛いほど伝わってきますし、ヴィレムが間に合わなかったことを強く悔やんでします。ストーリー的にも面白いんですけど、それ以上に演出の大勝利みたいな回でした。

7.『スタミュ(第2期)』第12幕

 2015年では第9話を挙げたんですけど、やっぱり『スタミュ』は良いですね。気が付けばFCの有料会員になってました。
 それはともかく、作品の総評についてはFani通さんのところで書いたのでそちらも参照していただけると幸いなのですが、大団円というのにふさわしい最終回でした。星谷の夢が叶う瞬間、第1期と同じく星谷から逃げていた鳳先輩がやっと星谷に向き合う瞬間からエンディングまでの流れが実に美しいのです。ミラクル星谷がカンパニーの思いを背負いながら夢を叶える瞬間だったり、Shadow&Lightsを歌うランバートとアレクシスが飛ぶ瞬間だったり、情景の美しさとそこに宿る想いの輝きが強くマッチしています。舞台のラストシーンで、鳳先輩をはじめカンパニーのみんなから大切なものを受け取り強くなった星谷の演技に、この舞台上の輝きのために丁寧に編み上げられた物語だったのだと胸を打たれました。
 そして、挿入歌「Gift~カーテンコール~」でそこにいない柊と遥斗も空間を越えて、くまのきよみさん作詞のこの作品ぴったりの主題歌をカンパニーの全員で歌うのです。その中でも、新しい夢に向かって走る星谷と鳳先輩、蜂矢の悔しさ、team鳳に先輩自身も加わるなど色んなドラマが描かれ、最後の最後まで全く目が離せません。
 
8.『ひとりじめマイヒーロー』第5話「愛するに足る、存在。」

 康介のことがわからない。わからないのが苦しいし、そこに溝のようなものを感じてしまう。だから相手のことを受け止めることができない。第4話で急にキスされて戸惑う正広が、かつての康介のことを知ることで、そんな溝を埋めていけるというそんな心の動きが好きなのです。好きな人のことを、気になる人のことを知りたい、そんな素直な欲求が描かれているのが愛しくて。ましてやその描かれるものが、何の気なしな自分を思うことも含まれていたり。
 そしてまた、時を同じくして康介も自分のことが、正広のことになるとわからなくて、過去を振り返っていく……その中で、自分の感情を見つけていく、そんな落とし方も良いのです(最終話で正広が、大人や先生というよりも、早く生まれた人という捉え方をしたことが、同じふうに悩む二人を見ているとうまくはまっているようでそこも好きだったりします)。

9.『サクラダリセット』第20話「BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA 1/5」

 夏クールではいちばん夢中になった作品です。相麻菫がすごく人気なのを眺めながらも、私は浅井恵と春埼美空がいちばん好きで、そういったのもあってこの回を選びました(第15話の春埼の覚悟が失われたことをケイが知る回などなどいくつか候補があったのです)。
 泣いている人を見るとリセットを使うという春埼の在り方が、ここで回収されるという見事さもあるんですけど、私にはケイが泣いてくれたことがすごく嬉しかったんです。自分でもよく分からないのですが、そして、本当に私は彼らが好きだんだなと気づかされた瞬間でした。十分に汲めるわけではなくても、でもその時のケイの思いがとても愛しいのです。そして、それに応えた春埼の在り方も。どこか奇跡めいてさえいる美しさも感じます。
 この人たちはすごく「いい人」で、色んな事を考えてしまうし背負ってしまうし、そして選ぶことができて。誠実な人たちという印象が強く残っていて、それはこの自らの涙で巻き起こしたリセットの瞬間さえ変わりません。そういう作品らしさに、めいいっぱいのケイの思いを詰め込んだような、素敵な回なんです。
 
10.『つうかあ』第5話「Reverse Grid」

 アンジュ・ヴィエルジュが大好きなのでもともと高い期待を抱いていたのもありますが、秋アニメ(まだ半分も最後まで見てない)ではいちばんと言って憚らない大好きな作品で、これも挙げたいものがたくさんあるんですけど(たとえば、今朝もう思いっきり涙ぐんでみた最終話とか)、それでも第4話を挙げようかなと。
 わかりやすくやばさがぶっちぎっているのがこの回だと思うんです(他の回もやばさは全然負けてないはず)。第4話を踏襲しつつもいずみの夢オチで始まり、いずみに何かが襲い掛かってくるような緊張感がすでにどきどきするんです。そこから、安定のお風呂パートやなぎさの「ガツン」とかゆりとめぐみのケンカとか楽しいものがいっぱいあって、ゆりとめぐみの「お互いにパートナーの命を握っている」という繰り返されているこのテーマから、けんか腰の信頼関係なんて格好いいものを見せてくれます。
 圧巻なのが、バードストライクの危機からの、「私も彼女(なぎさ)に命を握られている」と気づくいずみの世界がひっくり返るような衝撃がストレートに伝わってきて、そこになぎさが容赦なく求めてくるんですから、もう目が離せなくて。なぎさのとびきりかわいらしい声と恍惚した表情と、心酔がいずみを追い込むという異常事態のギャップとか、なんてものを目にしているんだってなるんですよ。そんな走行の後の、「愚図」としか言えないいずみと一瞬見える夢の中のなぎさといずみの姿、最後の最後まで信じられないものを見たような気持になりました。
 間に挟まれるまおとひとみのコメディパートも何回見てもにやにやとくすりを繰り返してしまうのもかなり高ポイントです。

3.おわりに

 以上で10選全てになるわけですが、クールの偏りのひどさにびっくりしています(秋はほとんど最後まで見ることができていないというのはあるんですけど)。面白そうなアニメが途中で止まってたりというのもあったりで、ちゃんと見ておきたかったなという気持ちになります。
 それはさておき、今年は去年よりも作品の幅が広いというか、わりと『スタミュ』『つうかあ』『ひとりじめマイヒーロー』みたいな私の好きな感情表現以外から選んでいる気がします。それが顕著なのが『アリスと蔵六』と『すかすか』『ALL OUT!!』だったりします。その一方で、構成もしっかりしつつここぞという時の力押しが効いた『プリパラ』、カットの美しさに目を奪われた『スピリットパクト』、主人公たちの生きる姿勢が好きでダメ押しされた『サクラダリセット』など、いろいろ楽しんだなという気がします。
 挙げたものには言いたいことを言いきれたわけでもなく、ここには入れられなかったのが惜しいものもたくさんあり、そういったものにも触れつつ、年度末にでもきちんと書き直せたらなと思い、ここで筆をおこうと思います。
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